シンクロニシティとは?「願いが叶う偶然の一致」!

驚くような「偶然の一致」の出来事に遭遇した経験は誰にもあるはずです。

2つ例を挙げてみましょう。

もう何年も会っていない友人の名前がふと頭に浮かんだ。その直後に電話が鳴り、受話器を取ってみると、たった今思い浮かべた友人からだった。

車が人里離れた田舎道で故障し、数時間も途方に暮れていた。ところが運よく、最初に通りかかった車がレッカー車だった。

このような、体験者あるいは目撃者にとって重要な意味のある偶然の一致の現象を「共時性」(シンクロニシティ)と呼んでいます。

このシンクロニシティなる用語を提唱したのは、フロイトと並んで精神分析界を二分するカール・ユングです。

カール・グスタフ・ユング

シンクロニシティに遭遇したとき、ふつう人は二通りの態度をとります。

ひとつは神秘的な力、あるいは神の力が介入したあきらかな証拠とみなすもの。

もうひとつは、単なる偶然の一致として手際よくしりぞけて無視してしまうものです。

しかし、無意味な偶然の一致などありません。すべてが何か大切なことを伝えてくるメッセージだったり、人生を変えるかもしれない重要なサインだったりするのです。

また、小さな偶然だと思っていたことが後になってより大きな出来事に発展していく、ということもあります。

シンクロニシティと呼ばれる奇跡の偶然は、日常生活に現れる流れ星のようなもので、いつも空を横切っています。

昼間は太陽がまぶしくて気づかないだけですし、雲ひとつない暗い夜も、たまたま見上げた場所が星の通り道とは違っているから、見つからないにすぎません。

あなたには数多くのシンクロニシティが訪れています。

シンクロニシティに目を配り、その意味するところを正しく理解すれば、生まれてきたことの素晴らしさ、人生の意味がはっきりと自覚できるのです。

すべては、シンクロニシティが起こったとき、気づけるかどうかにかかっています。

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