病気と治癒力の法則
- 「信ずるところにしたがってあなたになされる」のですから、あなたが治癒を願うなら、まず無限なる治癒力の存在を信じることです。
- あなたがいま病気なら治癒の暗示をしなさい。暗示の力は強力です。暗示は人を病気にしますが、また癒してもくれるのです。
- あなたが否定的思考にとりつかれているとしたら、あなたは遠からず病気になるでしょう。否定的思考は病気を培養する温床です。
- あなたの健康はあなたのビジョンそのものです。自分は健康であると思える人は、たとえ一つくらい病気があっても健康体なのです。
- あなたの人生で遭遇する一切の事柄は、それがよいことであろうが悪いことであろうが、すべてあなたの思考の結果であるということを肝に銘じなさい。
- あなたの肉体をつくったのは奇跡的ともいえる癒す力です。だから癒す力はどうすれば病を治すことができるか知っています。その力を信じなさい。
- あなたの肉体をつくった無限なる知性は、そのあらゆるプロセスを知っており、あなたを治癒する方法も知っています。
- あなたの病気は癒されるべきものです。悲観したり絶望したりする前に、自然の創造者に回復の請求書を出しなさい。
- いかに悲観的な状況にあろうとも、そこから脱却することは可能です。問題はそう思えるかどうか、この一点にかかっています。
- たとえあなたの体が麻痺しているとしても、無限なる知性があなたの体を癒してくれるということを悟りなさい。そして、精神的、肉体的に忍耐を続ければ、奇跡はきっと起こります。
- つねに心の平安を保ちなさい。心が平安なとき、人間は自然治癒力が増してきます。
- もしあなたが怒りっぽく、気まぐれで、気難しく、意地悪な人ならば、猛スピードで年をとっていくでしょう。
- 悪性の病を癒すためには、あなたの心からすべての恐怖を取り除き、それが誤った思考の産物であることを認識しなさい。あなたの思考が変わるにつれて、あなたの体も変わります。
- 栄養をとって運動をしても、精神状態が悪ければ病気を招きます。心をいつも健康な状態に保ちなさい。
- 気をつけなさい。人が年を数えはじめるのは、ほかに数えるものがなくなったときです。
- 祈りは願望です。それは大きな力、偉大な力に近づいていこうとする方法論です。
- 健康を急速に回復するカギは、その病が一時的なものであることを知ることです。そして、ふだんの仕事にもどっている白分の姿を、生きいきと心に描きなさい。
- 考えは世界を支配します。あなたは、あなたがいつも考えているものになります。あなたの考えに対して健康な関心を持ちなさい。考えが健康であればそれは賢明になり、行為も賢明になります。
- 自然治癒力はすべてを許すことによって、あなたの内部でより強く働きはじめます。多くの人は他人を許さないために治癒力を弱まらせ、自らを不幸にしています。
- 嫉妬は病気であり、嫉妬深い人々は恐れと不安と劣等感に悩まされているのです。異常に激しい嫉妬は多くの場合、その人が父親や母親から真実の愛情を受けていないときに生じます。
- 人は健康であるのが本来の正常な姿です。そして自然はつねに正常な姿に人を持っていこうとしています。自然治癒力がその何よりの証拠です。
- 生命を肯定しなさい。死を肯定するのは間違いです。
- 絶望が奇跡を遠ざけてしまいます。あなたの身のまわりでも奇跡は起ころうとしていることを信じなさい。
- 絶望は死に至らしめる毒薬であり、希望はどんな重病をも治癒させる特効薬です。
- 致命的な病気や急性の精神異常は、しばしば憎悪、嫉妬、恨み、敵意が原因になっています。
- 潰瘍のことを考えたがために潰瘍に侵されるのではありません。それは、あなたが心配や憤りや憎しみや敵意といったような潰瘍性の考えを抱くからなのです。
- 天恩に感謝し、病に侵された器官を祝福しなさい。そうすれば、あなたの人生に驚くべき奇跡が起こることでしょう。
- 病を癒す力がよく発揮されるか否かは、あなたの考え方、想像の型によって異なってきます。肯定的で明朗、積極的な人間の場合は治癒力は最高度に発揮されま す。否定的で絶望感にさいなまれている人にはよく働きません。また、マイナスの観念にこり固まっている人には治癒力はマイナスに働きます。
- 病人の苦しみに感情移入してはいけません。それは建設的ではないからです。ひたすら肯定的に、彼が癒されることのみを祈るべきです。
- 不安や恐れは身体を弱め、倦怠や消耗や衰弱をもたらします。