金儲けを批判してはいけない理由
まだまだ日本では「金銭は不浄なもの」だとか「貧乏は美徳だ」などという観念が底辺に流れていますが、これらは間違った考え方です。
お金そのものには、なんの罪もありません。
お金は、たんに経済活動における交換の道具に過ぎないのですから。
金銭にまつわる悪い誤解は、人間の間違った使い方から生じるのです。
お金があってその気になれば、飢餓で苦しんでいる世界の多くの人たちを救うことだってできるのです。
しかし、お金がなければ何もできません。
最悪の場合、自分自身や自分の愛する家族を養うことさえできなくなるのです。
また、貧乏は決して美徳などではなく、どちらかというとある意味、病気のようなものです。
人間の血液と同じで、お金がその人の生活の中で活発に循環しているとき、その人は経済的に健康といえますが、停滞してしまっているときは病気ということになります。
病気とわかれば、直ちに何か手を打たなければなりません。
お金はいいものです。
お金儲けも非常にいいことです。
「金持ちになりたい」「豊かになりたい」という欲求は自然に基づく衝動であり、この欲求が社会を発展させる原動力となるのです。
これは、ソ連、北朝鮮、キューバなど、個人の金儲けを否定した社会主義の国々が崩壊、あるいは衰退したのに対し、アメリカを代表とする金儲けを肯定した資本主義の国々がいまだ栄えている事実が証明しているのではないでしょうか。
絶対にお金を悪いものだとか、汚いものだと考えてはいけません。
お金の悪口をいえば、お金はあなたのもとから逃げ去ってしまいます。
人間関係でもいえることですが、悪口をいわれて喜ぶ人はいないからです。
お金を貯めようと努力してもいっこうに貯まらないという人は、心のどこかでお金を軽蔑したり、お金なんかいらないと思っているのです。
金持ちになりたければ、心底お金を好きになる必要があります。
次のような金銭に対する肯定的な言葉を毎日繰り返すことは、あなたのもとへお金を引き寄せる効果があります。
私はお金が好きです。
私はお金を賢明に建設的に思慮深く使います。
私はお金を喜んで手放します。
するとそれは千倍にもなってもどってきます。
貧乏人がますます貧乏になる理由
「富める者はますます富み、貧しき者はますます貧しくなる」という古いことわざがあります。
確かに、世の中を見渡すかぎり「なるほど」とうなづけるのではないでしょうか。
では、一体なぜ、このような一見不公平とも思えるようなことになるのでしょうか？
裕福な人というのは、富裕意識を持ち、日々の生活を悠々と過ごしています。喜びをもって富を期待し、いつでもそれを受け取る準備ができています。
このような富裕の感覚が富裕を生み出し、ますます多くの富を引きつけることになるのです。
一方、貧乏な人は貧困の意識の中に暮らしており、絶えず不景気だとか貧困とか損失について口にしています。
さらに、貧しい人は通常、隣人の富を嫉妬したり、人を憎みがちなものです。
このような否定的感情が、彼らの生活により多くの欠乏、限界、あらゆる種類の損失を引きつけているのです。
つまり貧しい人は、自ら自分自身を貧しくしているのです。
これが「富める者はますます富み、貧しき者はますます貧しくなる」原理なのです。
もしあなたが今、貧困の状態にいるなら、その原因はあなたの心の状態にあるのだということを覚えておいてください。
豊かさとはまず心の中から始まるのです。
富を思えば豊かになり、貧乏を思えば貧乏になります。
まず自分の心の中を富の観念でいっぱいにすることから始めてください。
裕福でなくても裕福のごとくふるまってください。
演技も上手にやるといつか現実になります。
「宇宙の無限の富が豊富に流れてきて、私の生活をじゅうぶんに満たしてくれる」と大胆に宣言してください。
そして、他人の富や財産に対して嫉妬したり、批判したりしないように気をつけてください。
他人の富を批判すると、あなたはよけい貧しくなってしまいます。
他人の富を否定することは、同時に自分の富を否定することを意味するのですから。
もしも他人の富や繁栄に妬みの感情を抱きそうになったら、すかさずその人たちを祝福してください。
そして彼らがあらゆる面でより成功し、より大きな富を得られるように祈ってください。
そうすれば、潜在意識の法則によって、大きな富があなたのところへ流れてくるようになります。
このような肯定的態度を続けていれば、潜在意識の働きにより、あなたの経済的な環境は劇的に変化することになるでしょう。
金持ちになるテクニック
潜在意識を活用して富を得るテクニックをご紹介します。
感謝の法則に従う
あなたが富を欲するならば感謝の法則に従わねばなりません。
富が人にもたらされるプロセスは、感謝という行為に集約されます。
あなたが現在受けているあらゆる恩恵に対して感謝してください。
自分の目や手足、体に感謝してください。
自分の妻に、夫に、両親に感謝してください。
その一つひとつを数え上げ、富を心に感じてください。
感謝の気持ちを持つ人には、すべての富と恵みが自動的に引きつけられるようになります。
潜在意識に富裕の意識を植えつける
「富」「成功」「繁栄」という単語は、驚くほどポジティブなパワーを持っています。
「富、成功、繁栄」という言葉を一日に何度も、感情をこめて、ゆっくりと、静かに、自分に言い聞かせてください。
自分の潜在意識に刻みこんだことは、何であれ、拡大され、増大されて、自分の生活の中に現れてきます。
特に、毎晩、眠りにつく前に実行してください。眠りに入る直前に意識に浮かべていた観念は潜在意識に刻印されやすくなります。
子守唄のように何度も何度も繰り返し、「富」という観念とともに眠りについてください。
「富」という考えを潜在意識に引き渡すことに成功すれば、潜在意識の法則は否応なしに働きます。
その結果、やがてあなたは富を実現せざるをえなくなるのです。
財政上のことで悲観的なことをけっして口にしない
「足りない」「これではやっていけない」「支払いができない」などと、経済上の問題や、欠乏についてけっして語ってはいけません。
潜在意識はあなたの恐れや心配をあなたの要求であると受け取って、よりいっそう欠乏、障害などをあなたの生活にもたらすのです。
あなたの受けている恩恵だけを考えてください。
富は至るところに存在するのだということについて語ってください。
金持ちになるための第一条件
心の底から必死に願えば、願望は必ず実現します。
金持ちになるための第一条件は、何としてでも金持ちになりたいと強く願うことです。
ただひたすら願う力が、夢を実現させる原動力となります。
より多く、より豊かになりたいと願うのは、人間として自然な衝動です。
お金持ちになれば、それだけ多くの望みがかなえられるし、より積極的に生きることができるのです。
お金にたいして好意的な人のところに、お金は集まってきます。
嫌いな人のところに、人が集まってこないのと同じ原理です。
お金を好きになって、その方向に積極的に向かっていけば、自然と結果はついてきます。
お金を冷淡に扱っていれば、いつまで経っても、お金持ちにはなれません。
ですから「お金持ちになりたい」と、しっかりと決意することです。
また、「自分は何をしたいのか、何を望んでいるのか」の目的をはっきりさせることが、成功への第一歩です。
目的が揺らいでいる状態では、失敗の連続になってしまいます。
腹をくくり、自信を持って動けば、障害も意外と簡単に乗り越えられます。
あいまいな気持ちでは、目標にたどり着くことはできないのです。
具体的な方法として、金持ちが多くいる場所に出かけたり、成功者が書いた本を読んだりしすることも有効です。
彼らがどのようにして金持ちになったのか、その知恵をしっかりと吸収するのです。
それを念頭に置いて努カすれば、夢は必ず実現します。
参考になるサイト
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